2017.03.17 Friday 20:21

放送文化賞

3月17日(金)はNHKホールにて「第68回日本放送協会 放送文化賞」の授賞式がありました。
この賞は1949年度(昭和24年度)から始まったそうで長い歴史がありますし、暮らしと放送の関わりや、放送事業の推移のめざましさを考え合わせたりすると、音楽家としては一人受賞できたこと、なかなか得がたい機会だったと思います。

早春の花「連翹(れんぎょう)」の黄色がステージにあざやかです。
今年受賞した方々の登壇の様子。



左から地震研究の専門家・阿部勝征(かつゆき)さん(東京大学名誉教授)の代理ご家族2名、ご本人は昨秋急逝されたそうです。
電磁界理論の第一人者・安藤真(まこと)さん・(東京工業大学 理事・副学長)。
KAKOさん。
ご存じタモリさん。1975年のデビューだそうです。
俳優・三田佳子さん。さすがに場が華やぎます。
群馬県立ぐんま昆虫の森 名誉園長の矢島稔さん。

このあとステージでは各受賞者の挨拶があり、別会場での懇親会のスナップ。
タモリさんと歓談中。


三田さんや矢島さんも加わって。


安藤さんもご一緒に。


KAKOさんのスピーチは、私もこの日初めて聞きましたが、3分以内という制限時間を守るためにご自身で練りに練って原稿を用意していたと思います。作曲家としての日頃の心構えや意気込みを端的にまとめていてちょっと感動的でした。
1月に70歳となった覚えやすい年なので、良い記念にもなった受賞ですね。
映像と音楽が響き合う仕事を、これからも生涯現役で続けていきたいものです。

NHKwebニュースに授賞式のことがアップされていました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170317/k10010915071000.html


2017/03/17
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2017.03.03 Friday 12:10

受賞のお知らせ

昨日の夕方、突然「おめでとうございます!」というメールが、海外に滞在している親しい方から届きました。
KAKOさんが日本放送協会の第68回「放送文化賞」を受賞したというのを、朝日新聞デジタル17時20分のニュースで読んだそうなのです。
インターネット、これが一番早く出回ったのかと思います。

今朝になって、ラジオやテレビで知った方からのメールが届きましたが、KAKOさんも私もまだテレビニュースを見ていなかったので、インターネットのNHKニュースを確認してみました。
日付は3月2日の夜10時過ぎています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170302/k10010896691000.html?utm_int=news-culture_contents_list-items_001

1980年代に、フランスから帰国するなりNHKドラマの番組ディレクターから依頼があったり、1995年〜96年のNHKスペシャル「映像の世紀」や20年後の「新・映像の世紀」と、素晴らしい番組に参加できたことが端緒となっているわけですが、アナウンサーの言葉にあるように、「・・楽曲で支え、多くの人々の心を捉えてきた・・」と讃えられたことは、うれしいことです。

同じく今回受賞する「タモリ」さんは、NHKスペシャルがスタートした1989年に「シリーズ 人体」で司会を務めていました。NHKスペシャル25周年企画の冊子でのインタビュー記事があるのですが、その中にこんな箇所が。

・・・私は特に、1995年から始まった大型シリーズ「映像の世紀」が好きでしたね。(中略)テーマ曲「パリは燃えているか」は今でも口ずさめるほど。・・・


思いがけない人の出現に、
--どこかで誰かが聴いてくれている--
と、気を引き締めたものです。

2017/03/03
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2017.03.02 Thursday 13:18

『春と修羅』の奥底に

時折、書店からの「著者謹呈」本が届きます。
殆どは、仕事で知り合った方々が執筆されたもので、今回はテレビ番組で演出家でいらした方の、ノンフィクションでした。

KAKOさんは作曲中で直ぐには読めないので、私が先に拝見。KAKOさんと私への連名で郵送されてきたので、まあいいでしょう。

今野勉・著「宮沢賢治の真実」新潮社



あまりに感動してしまい、ちょっとひと言ご報告する次第なのです。

発行側が挟み込んだA4の紙にはこんな文が。
・・・・
賢治の作品に魅了されて半世紀ーー数多の感動作を生み出した”テレビ界のレジェンド”が出会った「異形の詩」
たった4行の背後に、誰も知らない賢治がじっと息を潜めていた・・・・

このコピー文を読まずに本を開きました。
最初の1行はこんな言葉で始まります。
「私はこれまで四人の宮沢賢治に出会っている。」

そして中学の時に出会った『貝の火』から始まり、時代を追って今野氏が4つに形容した賢治像が書かれています。

「生命の伝道者」
「農業を信じ、農業を愛し、農業に希望を託した人」
「野宿の人」
「誰にも理解できない言葉を使う人」

そして、たった4行の文語詩の、ただならぬ「異形」さの謎を解いてゆくところから、五人目の宮沢賢治が立ち現れてくるのでした。
何しろ言葉の謎が次の謎を呼び、読み進める自分も「どうなるのか、何がこの先待っているのか」と、著者の後ろから付いてゆく秘密探偵にでもなった気分です。『春と修羅』の奥底にあるものは?『銀河鉄道の夜』の「ジョバンニの切符」とは?

意外な真実が明かされていって、著者の足掛け6年の締めくくり、400頁の最後の章では瞼が濡れました。


さて、KAKOさんが1988年に発表したCD「KENJI」は、最近のファンの方はご存じないかも知れませんが、まさしく宮沢賢治がテーマです。


賢治の短歌、詩、童話から野沢那智さんが選び出した言葉と朗読、KAKOさんの音楽とが響き合うというCDでした。
これをステージで表現した際には、「賢治から聴こえる音楽」とタイトルがつき、ピアノとチェロとで『永訣の朝』も奏でられました。もちろん初演当時の朗読は、今は故人の野沢那智さんでしたが、その後は、花巻で劇団も主宰されている方に飛んできていただいたり、、、。当時、ステージを収録したビデオも発売されたのです。(今ではビデオを再生できる機器を持っていない人が殆どですね)

KAKOさんは昨年の暮れ、久しぶりに再演したいようなことをつぶやいていましたので、偶然性も感じる謹呈本でした。
私は「KENJI」のどの曲も好きですが、特にエピローグの「注文の多い料理店の序」に流れる曲と詩を、懐かしさを伴いながら思い出します。

2017/03/02
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2017.02.25 Saturday 17:58

再演と初演と

本日、情報公開されました!

昨年、大・大・大反響を呼んだ「映像の世紀コンサート」の再演が決定したのです。
オーケストラとナレーターは変わりますが、東京で同じ会場、同じ月、素晴らしかった指揮者も同じです。

9/2(土)13:00/17:00 映像の世紀コンサート Bunkamuraオーチャードホール
http://www.ints.co.jp/nhk-special2017/index-tokyo.htm

そればかりではありません。
なんと、「映像の世紀コンサート」の加古隆クァルテット・バージョンが、今年は新登場!!するのですぞ。
この初演は栃木県宇都宮市。
シンセサイザーの羽毛田丈史さんの参加というニュースも素敵ですし、オーケストラとはひと味違う「映像の世紀コンサート」が実現します。クァルテットびいきの私もワクワク。

7/12(土)19:00 映像の世紀コンサート 栃木県総合文化センター
http://www.ints.co.jp/nhk-special2017/index-tochigi.htm

KAKOさんは、クァルテットバージョンの為に曲を一つ一つチェックして、映像との絡みで数秒の単位でアレンジの変更を施すため、今から閉じこもりの毎日を送っています。

2017/02/25
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2017.02.22 Wednesday 17:12

必見のテレビ放送

待ってました!

●辻井伸行、レ・フレール、加古隆の「THE PIANIST! 2016」が放映決定!

昨年7月、東京オーチャードホールで開催された「THE PIANIST!」が、
下記日程で放送されることが決まりました。

3月3日(金)22:00〜23:25 BSフジ

辻井伸行、レ・フレール、加古隆の3者によるステージは2013年に始まり、昨年はその3回目。
加古隆のコーナーでは、ピアノソロだけではなく「加古隆クァルテット」での演奏も繰り広げられました。

ステージの雰囲気です。



どうぞ録画準備をなさって、お楽しみください!!

2017/02/22
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