2016.02.04 Thursday 16:26

雪景色、海景色

先月のある日、軽井沢の「定点観測さん」から届いた写真は、夜明け頃から午後までに40センチも降ったという雪景色でした。


所変わって、こちらは真鶴と湯河原の間にある入り江、福浦での一コマ。
陽射しがあたたかく風もなく、散歩に行きました。
おっ!釣り船だ!


水も澄んできれい!


手書きの船名!


小さな燈台!


海を見ながら、いつもKAKOさんは思うそうです。
地中海の海沿いを渡る船のように、真鶴ー湯河原ー熱海という航路があればなあ、と。
でも気候とか波の高さとか、実現できない自然問題があるのかも知れません。

帰り際にこんな看板!


フムフム、心当たりがある私が撮った一枚でした。

2016/02/04

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2016.01.28 Thursday 17:34

萎(しお)れても美しく

KAKOさんの曲「白梅抄(はくばいしょう)」には、副題として〜亡き母に〜と添えられています。
白い梅が咲く頃に逝った人を思い、曲が完成した時にはプログラムなどで副題もつけることが多かったけれど、年月の経過と共に曲名だけ残り、今や〜亡き母に〜を知る人も少ないかと思います。

毎年、命日に蘭花を贈って下さる方がいてもう十数年続いているのですが、今年はめずらしく深紅のチューリップでした。
それから一週間も経って今日アトリエを覗くと、3〜4個の花が散り落ちたようなので茎を切ろうかと思ってよく見ると、赤い花弁が水の張られた器に浮かんでいるのに気がつきました。KAKOさんは時々こうして散った花弁を浮かべたりするのです。

まっすぐに伸び立ったチューリップも元気でいいですが、こういうしな垂れた姿も、、、、

好きだなあ、と思い一枚写真に撮りました。

もしかしたら、春のツアーで「白梅抄」を久しぶりに演奏するかも?
と、ふと思ったのですがそれはまだ分かりません。

2016/01/28

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2015.08.12 Wednesday 21:33

季節の花便り

今日、KAKOさんが撮影した2枚の写真を掲載することに致します。
アトリエ通信で、この季節には毎年のようにご報告している「レンゲショウマ」です。





この花は下を向いて咲いているので、かがんで花を見上げるようにしなければならず、切り取って花瓶にいれて眺めたいと思ったそうです。
それも一輪挿しで。

バックを建物の「黒い塀」にして、正面からと横からと、こだわりと感動の気持ちが現れていますね。

ハッとする淡い色合いの美しさ。
花の直径は5センチほどです。蓮華という名前からも、こうしてみていてもどこか蓮(ハス)に似ています。

この花を眺めながら、今日のニュースが報じている30年前の日本航空機の墜落事故や、盂蘭盆会のことなど思う一日でした。

帰省ラッシュやUターンに紛れて、上京して打ち合わせや録音があり、KAKOさんの作曲も秒刻みで夏休みの無い日々を過ごしていますので、秋休みを楽しみに頑張っています!

2015/08/12
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2015.07.19 Sunday 15:03

初夏の日月

さて6月から7月にかけての庭を振り返りますと、、、

アトリエに続く道からどうぞ。薄暗く読みにくいですが、看板は「Passage de l'atelier」。



6月のアナベルは、まだまだ小さく緑色。この時期は寒くて室内ではストーブも必須でした。




7月になっても、つい数日前まで白くはなかったのに。




急に暑くなったせいで、アナベルの色がメロン色から白になり、花もまあるくなりました。
アナベルの右下側に白い穂先のような花が見えますが、もしかしたら「トラノオ」かも知れません。


先月、ある名高いガーデンのお庭でこの花のことを知り、実は散歩道で群れ咲いていたのを見つけて手堀りしてきたものを植えました。

KAKOさんは、次なる締め切り、、、今月末までに用意しなくてはならない音楽のことと、8月2日(日)の宇都宮市文化会館でのコンサートの準備に邁進中です。
それが終わったら、またまた作曲の締め切りやら東京での録音が10月中旬まで続きます。

そんなわけで、今年の貴重なライブ、是非お聴き下さい。
宇都宮美術館での「パウル・クレー展」との連携コンサートで、コンサートチケットで美術館の展示に入場できるというものです。
ちょっと珍しい企画ですね。

2015/07/19
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2015.07.15 Wednesday 19:15

今日が締め切り日

KAKOさんはずーっと作曲で籠もっていますが、今日15日締め切りというのがあって、それに合わせて昨日までにデモの音データを送り終えたところです。
1日でも2日でも早く納品するのがKAKOさんの流儀。約束の時間の5分前には絶対に着く、ということを死守する人です。
さて、この仕事では曲の発注の際に、A4サイズの紙にびっしりと依頼内容が書かれていたものを受け取りました。
目に見えない形のない音楽のイメージを言葉で表すのは難しいですが、それでも「キーワード」があると作曲する方も助かります。

出来上がった曲はもちろん私にも「素敵」と思えるものですが、音のデータをお送りした後で当事者のご担当から、曲の感想文がメールで送られてきました。

こういうご担当者は大概音楽大学のご出身で、作曲科、ピアノ科、管楽器など様々ですが、今回の方は文学部に所属していたのかと思えるような文章で、長々と書いています。
前略、中略、後略で、こんな部分もあります。

、、、メロディーラインの美しさと哀しさに、すべての想いが込められていて、、、

、、、ストリングスのハーモニーの色彩がこれほど豊かであり、、、微妙な陰影が表現できていて、、、

まだデータの段階ですので都内のスタジオでの録音作業は先ですが、喜んでいただけてちょっとうれしくなりますね。

KAKOさんもほっと一息。

そういう訳で、久しぶりに庭のアナベルの様子を眺めていました。
ようやくメロン色になってきたところです。白くなるには数日かかりそう。


2015/07/15
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2015.04.30 Thursday 18:38

湯河原散歩

4月の最終日となる今日は、湯河原町の千歳川に沿って歩きました。明日から「ライブ・イマージュツアー」で、主に日本の西の方を行き来しますが、作曲で閉じこもりの毎日だったKAKOさんは、殆ど外出していないことに焦りがあったようです。春の風を受けながら歩き始めてまもなく、視線の先に鳥が飛んでいて、KAKOさんは鳥が降りていった川の方を覗き、こんな写真を撮っていました。
小さな滝のそばですが、この川ではよく見かける光景なんですよ。

湯河原散歩3.jpg

次はKAKOさんが見つけた鴨のカップル。

湯河原散歩1.jpg

今年は藤の花が見事だという全国ニュースを聞きましたが、こちらは、バスの停留所となっている待合所の柱に絡まって咲いている藤の花です。

湯河原散歩2.jpg

写真は全てKAKOさんからいただいたものです。

ゴールデンウイークの真っ只中を、長崎→大阪→名古屋→神戸→福岡の順で、ツアーが続きます。
行って参ります!

2015/04/30
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2015.03.30 Monday 12:44

猫から学ぶ



先週は湯河原の白木蓮も美しく。



梅と桜の間の短い時期に木蓮が咲きます。

そして陽気のあたたかな今週は、桜も7分咲きほどになるかも知れません。

今日は、なぜか最近続いた「猫」のお話。
一つは、近くのお店で店番をしていた猫の姿を見かけなくなったので、ご主人に聞いてみましたら、亡くなったということでしたが、
お話によると、床に並んで座っていたご夫婦の膝元にいつの間にか来ていて、気付いたらそのまま死んでいたそうです。
KAKOさんは「猫って、死ぬ時には簡単に見つからないような狭い場所だったり暗いところを選んだりする」と言うと、そのご主人も、「そうそう人目に付かない配管の影とかでね」と相槌をうっていました。
それなのに、ご夫婦のそばに寄り添った「猫のキモチ」に目が潤みそうな瞬間でした。大きくて重たそうな猫でしたが、名前は「サクラ」。この季節になると思い出しそうです。

もう一つは、宅配の荷物をくるんでいた新聞。
近所で野良猫が子供を生みました・・・で始まる投稿欄です。
ある日、一匹の子猫が民家の屋根に上がり、下りられなくなったそうです。一日中鳴きっぱなし、親猫も下で心配そうに見守っています。
ご主人が梯子をかけて助けようとしましたが、逃げ回るのでつかまえることが出来ません。夕暮れにもなりあきらめて、翌朝見ると親猫が屋根に近い木に登っています。
そして、屋根と木の往復を何度も繰り返し、子猫に見せているのだそうです。その姿は感動的で、ついに子猫は同じようにして下りることが出来、安心して親子でじゃれ合っていた、というお話しです。

繰り返し、そして待つということは、人間の子育てにも通じそう。

ライブ・イマージュのストリングスで活躍していた女性の皆さんは、そろそろご出産時期とかで、メンバーの顔ぶれにも変化がある様子。
3歳まで、本当の幸せを運んでくれる存在だという赤ちゃんと、しっかり向き合う時間を取ってくださいね。

2015/03/30

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2015.02.25 Wednesday 20:44

春風に誘われ

春を感じるあたたかな風に誘われて、KAKOさんが外出した日のことです。
数日前の散歩の収穫は、西暦1000年の頃には既に存在したとされる古寺に咲く梅の開花でした。



芳しき花でした。紅白の古木もあります。



この日は熱海のMOA美術館で開催中の「尾形光琳300年忌 記念特別展」へ行った帰り道です。

http://www.moaart.or.jp/exhibition/korin/

光琳の2大国宝「紅白梅図屛風」「燕子花図屛風」が初めの部屋に飾られていました。

圧巻の構図、、、で息をのみます。
KAKOさんは燕子花(かきつばた)もいいけれど、「紅白梅図屛風」のほうに惹かれたようです。
絵の前を離れた途端、「クリムトの絵を思い出した」「アトリエに飾っているクリムトの絵の隣に並べたら直ぐに分かるよ」と言っていましたが、さすがに感じ方が早いですね〜。
言われてみればなるほど、金箔の背景や象りの中の色彩感か、と遅ればせながら思う私です。

ネット検索に「クリムトと光琳」と入力してみました。「・・・200年後のクリムトと通じる世界がある・・・」と書かれています。
光琳は1658-1716の年間の江戸時代の人。オーストリアの画家グスタフ・クリムトは1862年生まれです。
パリ万博(1867)やウイーン万博(1873)などを通じてジャポニズムが欧州に沸いていた時代があり、尾形光琳の作品や画集に触れる機会もあったのではないでしょうか?

素晴らしい企画展の帰りでしたが、古寺の梅の香りもそれに負けず最高でした。
近いうちに春の旅を計画されるのでしたら、是非とも東海道線・熱海下車をお薦めします。

話は変わって、本日はこんな浜辺の写真をいただきました。これは湯河原で、KAKOさんが初めて見つけた意外な場所だそうです。見えにくいですが、数羽の海鳥が波とたわむれています。


作曲の合間には、やっぱり散歩が一番のようです。

2015/02/25
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2015.02.05 Thursday 18:49

立春

昨日は立春、春の初日でした。
しかしながら外気は低く、湯河原も今日は雪が降りました。銀世界に憧れましたが、夕方には晴れて高い山並だけが冠雪しています。
2015年になって初めての「アトリエ通信」なので、今まで何していたの?元気ですか?という声が聞こえそうです・・・。
旧暦では一年の始まりは立春からと考えられていましたし、今月から頑張ってアップしますので、どうぞ宜しくお願いします!

KAKOさんは予定通り2月から今年のメインの仕事に取りかかるため、1月末日のお誕生日までは自由時間を過ごしていたようです。
と言うわけで、2月に入るな否や顔の表情も、どこか遠くを見ている感じで、曲のことを四六時中考えている時の厳しさが漂ってきました。
こうなると、時折お茶タイムを作らなければ、いつまでも机やパソコンに向かいっぱなしのKAKOさんですから、日中の動きは非常に少なく身体に悪い!!
時々のプールは続けて努力の人ではあるのですが、辻井伸行さんのように、2時間も続けて泳ぐことは出来ないそうです。辻井さんは身体の力が抜けていて、水の表面を”水澄まし”のように泳ぐのかしら。

ところで、ニュースというかお知らせはございます。
昨年の映画「蜩ノ記」が、日本アカデミー賞の優秀作品賞に、それに、監督や撮影、美術、照明、編集、録音の方々と共に、KAKOさんも優秀音楽賞にノミネートされました。主演男優賞は役所広司さん、助演男優賞に岡田准一さんが選ばれています。岡田さんは他の映画で主演男優賞に選ばれたので、この部門はどうなるでしょう・・・。
関連ページはこちら。
http://www.japan-academy-prize.jp/prizes/38.html

各部門の最優秀賞は、下記の生番組で発表されます。

2月27日(金)21:00〜22:54
「第38回日本アカデミー賞授賞式」日本テレビ系(全国29局ネット)

2015/02/05





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2014.12.12 Friday 20:06

彩色とモノクロと

来週から今年ラストのコンサートが続きます。「THE PIANISTプレミアム」と神戸の「加古隆 クァルテット クリスマスコンサート」。
何かと 忙しくなる前にと、今週は8日の月曜日に 静岡県三島市の佐野美術館 というところに行ってきました。企画展を拝見するためでしたが、もう、目もくらむような展示でした。題して「 超絶技巧!明治工芸の粋」。 京都の「清水三年坂美術館」館長さんである 村田コレクション・一挙公開、だったのです。
以前京都で、七宝の並河靖之(Namikawa Yasuyuki) の作品に初めて出会った時の感動が甦りました。他の七宝作家にはない独特の色使いとかたち。KAKOさんも好きな作家。

これは美しい緑色の器、「桜蝶図平皿」の部分です。

今回は他にも30名くらいの金工、蒔絵などの漆工、薩摩焼、刀装具、木彫、象牙の彫塑などの作品が並んでいました。

図録から、かいつまんでのご説明。この題字も個性的ですね。

戦いもない平和な江戸時代には、甲冑や刀剣、刀装具など武家の道具類がどんどん美術品化していき、それらの装飾技術が進歩して頂点に達したのが幕末。そして迎えた明治時代になって武家社会の終焉を迎えると、各藩のおかかえだった刀装金工や蒔絵師たちが職を失うのですが、それを救ったのが万国博覧会だったのだそうです。明治政府は欧米に日本を知ってもらう好機会ととらえて、国をあげて力作を作らせました。そして会場に並べられた日本の工芸品を見た人たちは、そのレベルの高さに度肝を抜かれます。彼らの国で作られているものとは雲泥の差があった。私の好きな並河靖之の七宝は、展示会場に運ばれると箱も開けないままで競りにかけられ、想像を絶する高値で売却されたのだそうです。 当時の万博は今の万博とは多少趣が異なり、商業見本市的な要素が多分にあって、展示される作品も売られることが普通だったとか。それで輸出は盛んに行われ、現在日本には残っていないものが海外にあるのですね。
明治30年代に入ると日本は急速に工業化、軍事大国化を進めていき、工芸の優秀な人材が工業にシフトしていき、次第に超絶技巧を尽くした工芸品が姿を消していき、明治10年代中頃から作られ始めて、わずか30年程の短命で終わったのです。現代ではもう誰も同じようには作れないとまで言われる、その複雑な技を駆使した究極の作品の数々。何事も”道”にする日本人、とKAKOさんはよく言っていますが、極め尽くすことが日本人の特性であることを見せつけられる一日でした。
なお、佐野美術館は今月23日まで。巡回展は2015年2月〜4月に山口県立美術館など予定されているそうです。

さて9日の火曜日はポートレイト写真撮影のために、東京の青山一丁目へ。著名な広告写真家で初対面です。今はSさんとだけ記しましょう。 この方が1999年に出された写真集「KAO-貌」の第2弾のための撮影です。KAKOさんで58人目とか。第2弾では、団塊の世代で普通は定年退職の年齢なのに、、、一線で活躍している人、をターゲットにしているようです。100人くらい登場するのかしら。

この方ならではの照明の作り込みには驚きました。壁とかは明るいのに、被写体にはほとんど光は当っていないように感じられます。カメラマンがシャッターを押すたび、瞬時に直ぐそばにあるパソコンに画像が送られてくるので、事務所のスタッフの方々と一緒に覗きました。そこには、今までに見たことのないような顔の陰影が現れてきて新鮮でした。 1年後くらいに写真集が発売されるそうですから、その時には詳細を発表しますね。CD「アンソロジー」のジャケット写真の、KAKOさんの横顔や手の表情に魅せられたそうです。違うカメラマンの写真なのに、、、とおっしゃってました。 撮影が終わって 帰り際「アンソロジー」に日付とサインをして、お部屋を出ました。
今思い出しても、どことなく室内に色彩感はなくて、モノトーンのお部屋だったような記憶が残ります。別に白黒のものしか置いていなかったという意味ではなく。
それって写真の究極かも、、、?
カラーよりもモノクロ。うーん、これも最近のKAKOさんの言葉だなあ。
というわけで、今週の2日間は特別だったのです。

最初に書きましたが、来週からコンサートが続きます。「THE PIANIST プレミアム」と神戸の「加古隆 クァルテット クリスマスコンサート」。2015年は作曲が多くなりますので、是非とも今年ラストのコンサートをお聴き逃しなく!

2014/12/12
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