2019.02.11 Monday 21:10

宮沢賢治の番組

先日NHKで放送された番組について、思いがけない人から人へと伝言がまわり、事務所にもそのメールが届きましたので、皆様にもお知らせします。
下記が伝言内容です。(原文のまま)

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2/9にNHK・Eテレで宮沢賢治さんを取り上げた番組があったので見てみると、バックに流れている音楽のご担当が加古隆さんでした。

 内容や音楽から、宮沢賢治ファン、加古隆ファンの方にお勧めの内容と思います。

再放送が、2/14(木)の午前0:00〜(60分)ありますので、よろしければ17期の方にアナウンスしていただければと思います。

・NHK;Eテレ「宮沢賢治 銀河への旅〜慟哭の愛と祈り〜」

・放送日:2019年2月14日(木)午前0時00分〜(60分)(再放送番組;再編集版)

・(内容); 新たな宮沢賢治像を浮き彫りにするドキュメンタリー作品。「春と修羅」「銀河鉄道の夜」などの作品誕生の背景を、これまでと違った視点で読み解いて いく。

・音楽:加古隆

注:この番組は昨年の12月にNHK・BS4Kで前編(12/15)、後編(12/22)と放映された番組(合計180分)を60分に再編した番組の様です。

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文中の17期というのはKAKOさんの大阪・豊中高校時代の同窓生のことです。

私は2月9日に放送されたものを既に観ていましたので、この伝言者のおっしゃるように、賢治ファンにはご覧頂きたいと思います。
特に、昔読んだ宮沢賢治の詩「春と修羅」については、思いもかけない裏付けが提示されます。
当時は、賢治の吐く息が言葉の結晶になっていて、その韻律や、時には科学的な言葉の形容に驚いたり惹かれたりしていたのですが、実は、苦渋の内面があれらの言葉となってこぼれ出ていたのか・・・と愕然ともします。

何はともあれ、もうすぐの再放送ですので、手短にしましょう。
音楽はKAKOさんのCDから様々な音楽が見事に選曲されています。
ご覧下さい!
以前、書きました「宮沢賢治の真実」の著者・今野勉氏による演出です。

2019/02/11
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2019.01.24 Thursday 17:48

パソコン&辞書

今どきは、どんな種類の仕事であってもコンピューター必須の環境になっているかと思いますが・・・。ちょっと分らない漢字や英語などの綴りを調べるにも、辞書ではなくパソコンを開く人が多いのではないでしょうか。
そんな話題です。

今週末は都内で録音スタジオに入ります。
KAKOさんが音楽を担当する映画(2020年公開予定)のためのもので、ここしばらくの最終段階には、KAKOさんはスコアの整理やら自分が演奏するピアノの部分をリハーサルしたりと、手を抜けずにフーフー言いながら取り組んでいます。

スタッフの私の仕事の一つには、録音ご担当のエンジニアさんに渡す音楽リストの、一覧表作りがあります。一覧表で、ストリングスや管楽器などの録音順をどうするか、いわゆるタイムテーブルを決めなければなりません。どの音楽にどのくらいの時間を要するか・・、OKテイクが直ぐにとれるか・・などなど、経験からくる予想能力を発揮しています。

ところで今回の映画では、生楽器だけではない音楽処理が必要となった為に、オーディオデータという項目を一覧表に作成しなければならなくなりました。
勿論カタカナで書いても良いのですが、他の項目にピアノならPf、ヴァイオリンならVlなどの英字表記をしている関係で、やはりここもということで、データをDATAと入れてみました。ところが手書きの時には感じなかったのに、記入されたパソコンの画面を見ていると、どういう訳か何となく違和感があったのです。
それで、これでいいはず・・・だけど、と思いながら手元にある英和辞書をパラパラめくってみました。
 da'ta (datumの複数形)
 datable(年代を推定できる)
と出てきて、その間の行にはdataそのものは見つかりません。

えっ?もしかしたらスペリングが違うのか?まさか・・・。

KAKOさんにSOSしてみましたら、「アルファベットならフランス発音でデ(D)ア(A)テ(T)ア(A)でしょ」との返事。
実は辞書には載っていない・・・と言ったところ、「その辞書が古すぎるのでは?」とのこと。

ハイ、その通りでした。
譲り受けて使っていた英和辞書は、焦げ茶色の革表紙も擦り切れてかすかに IWANAMI という文字が読めるくらいの1970年代初頭のアンティーク感のある物。1,100頁程度あります。当時は携帯電話も普及していないので、データという言葉は掲載する必要がなかったのですね。

映画「舟を編む」を観たときの、編集者達それぞれが辞書編纂にのめり込む姿を思い出しました。
変わった題名の映画だと思っていたのですが、「辞書は言葉の海を渡る舟、編集者はその海を渡る舟を編んでいく」という意味で付けられたのだそうです。

古い辞書とパソコンを見比べながら、フッと一息ついた日でした。

2019/01/24
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2019.01.17 Thursday 18:44

第42回日本アカデミー賞

一昨日、第42回日本アカデミー賞の受賞者が発表されました。

https://japan-academy-prize.jp/prizes/42.html

昨年の映画「散り椿」では下記の名前が挙っています。
「優秀主演男優賞:岡田准一」「優秀助演男優賞:西島秀俊」「優秀撮影賞:木村大作」「優秀照明賞:宗賢次郎」「優秀音楽賞:加古隆」「優秀美術賞:原田満生」。
3月1日(金)に開催される授賞式で、各賞の最優秀者が発表されます。

映画に関わって公開までは1年程時間が経過したりしますので、KAKOさんは、3月1日に木村監督さん達と同じテーブルで久しぶりにお会いできることを、楽しみにしているようです。

いずれにせよ、新年早々の朗報でした!

2019/01/17

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2018.09.04 Tuesday 22:04

「散り椿」カナダ・モントリオール世界映画祭

嬉しいニュース!
映画「散り椿」(木村大作監督)がカナダ・モントリオール世界映画祭で審査員特別グランプリを受賞とのこと。

以下は産経新聞webニュース より。

カナダで開催されていた第42回モントリオール世界映画祭で3日夜(日本時間4日)、授賞式が行われ、木村大作監督の「散り椿」が、最高賞のグランプリに次ぐ審査員特別グランプリを受賞、中田秀夫監督の「終わった人」に主演した舘ひろしさんが最優秀男優賞を受けた。各配給会社が発表した。日本作品の審査員特別グランプリ受賞は昨年の「幼な子われらに生まれ」以来。最優秀男優賞受賞は1999年の高倉健さん(「鉄道員」)以来となる。

 配給会社によると、授賞式では審査員から、「クロサワ(黒澤明監督)を思い出した。この作品は絵画(のような場面)の連続だった」と受賞理由が発表された。木村監督は「みんなでもらった賞。日本の美しい時代劇が世界で認められたことを大変うれしく思う」とコメントした。 

 「散り椿」は葉室麟さんの同名小説を映画化。江戸時代を舞台に、一度藩を追放されながらも不正に立ち向かう男を描いた作品だ。岡田准一さんが主人公の新兵衛を演じ、ほかに麻生久美子さんや西島秀俊さんが出演している。日本では28日全国公開。

2018/09/04
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2018.07.27 Friday 15:35

「散り椿」公開日

映画「散り椿」(木村大作監督)9月28日公開!

https://www.toho.co.jp/movie/lineup/chiritsubaki-movie.html

特別試写をご覧になった方の、秀逸な短評がメールで届きました。

(脚本ご担当だった)小泉堯史さんの渋さと、木村大作監督のアクションが不思議な調和でした。岡田準一くんの太刀周りのうまさを見る映画な感じ。

お楽しみに!!

2018/07/27
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2018.06.12 Tuesday 15:33

霰の雨

空から、霰を大きくした氷塊のようなものがザザァーと降ってきた日。
テラスにもビッシリ。



外のテーブルに残ったのを見てもご覧の通り、大きさ1儷のもの。



屋根を打つ氷雨の音に、いっとき閉じ込められました。
標高1,000m、軽井沢ならでの体験です。

2018/06/12

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2018.06.07 Thursday 17:19

「笑う101歳×2」のDVD発売

「笑う101歳×2」のDVD発売されます。TUTAYAで。



2018/06/07
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2018.05.24 Thursday 16:17

聞き間違い、読み間違い

思わず笑ってしまった記事。



KAKOさんも、領収書の宛名を伝えた際に「スタジオカホさんですか?」と聞き返されたことがあって、それ以来、領収書の依頼は私の役目になりました。

2018/05/24
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2018.01.04 Thursday 17:48

今日の四字熟語

2018年が明けて4日目。
関東はお天気が良すぎるせいか、世の中がゆっくりと始動してゆくような錯覚さえしてしまいそう。

さて今日は、アトリエに届いた年賀状に紛れて、1通の封書がありました。
その中に見慣れない四字熟語があり、KAKOさんと「何と読むのか?」困っていました。
手書きのせいで、最初の「自」と最後の「息」は判読できたのですが、おそらく「畳たたみ」のような字は弓偏だろうか・・・、息の前は、「不」と読めそうなので、「不息」で調べてみることにします。

すると、直ぐに分かりました。
「自彊不息 じきょうふそく」──自ら努め励んで、やすまないこと──

よく校訓などにも使われているそうで、古代中国の「易経」にあるそうです。
でも「易経」とは・・・となると、占いの智恵を体系化したものだろうとは思いますが、単純なことではないので、ここでは省きましょう。

「福島みんなのニュース」電子新聞には、「今日の四字熟語」というコラムがあります。
そのバックナンバー1434を拝読しました。

──自ら励み一生懸命になっていることを表す四字熟語。そんなとき、その人は光り輝いて見える。──
http://fukushima-net.com/sites/meigen/1682

2018/01/04
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2017.11.14 Tuesday 21:06

安藤忠雄展-挑戦-

昨日は東京の国立新美術館 開館10周年「安藤忠雄展 -挑戦-」と、サントリーホールでの「辻井伸行デビュー10周年記念 特別コンサート」に行ってきました。
偶然ですが、どちらも10周年だったのです。



安藤忠雄さんとは、北海道の「水の教会」をKAKOさんが訪れて1993年に曲が生まれたという機縁があり、以後現在に至るまで、お互いの仕事の成果を通信するなどの交遊が続いています。今回の展覧会も9月27日から始まっていますが、事前のレセプションに御招待をいただいていながら海外へ出ていたので、その日に会場でお会いできないままで、KAKOさんは残念に思っていました。

平日なのに週末かと思うほど非常に混んでいて人気の高さが窺えます。
会場に入って初めの展示室には、安藤さんの初期の代表的住宅建築”住吉の長屋”(1976年)の模型がありました。
間口2間、奥行き7間で14坪、両隣家に挟まれた細長い敷地。玄関から入ると居間があり、台所など、次の部屋に行くには屋根の無い中庭を通らねばならず、雨の日は部屋から部屋へ行くのに、傘をさすことになる、という有名な建物です。写真では知っていましたが、模型を見ると建物にはいわゆる窓はありませんので、採光は真ん中の中庭に面した「掃き出し」しか無いようです。空も光もここからしか感じられません。

広い会場の殆どの展示は、これまでに発売されている安藤さんの本で知ったものです。今回のハイライトでもある、代表作「光の教会」が原寸大で野外展示場に再現されたものも、20年くらい前に大阪・茨木市の現地で教会内部に入った経験があるので、床材のことなどを思い出して懐かしかったですが、今回は建物を外から見ることが出来ました。するとコンクリートで囲った部分があることに気付きます。
まずはチラシの裏面にあった写真。

そして、今回の展示で外から撮影。


KAKOさん曰く「もしかしたら、内部に入る光を調節するためなのか」。
うーん、茨木では隣接する建物との問題上、必要だったものかも・・・。それとも単に外通路だったりして。


会場はいくつかのセクションに分かれていますが、安藤さんの言葉が英訳付きで沢山展示されていて、こういう一節がありました。

・・・物質それ自体や形式ではなく、記憶として人々の記憶の中で永遠に生き続ける建築を作りたかった・・・

あと、逆境もチャンス・・・という言葉もあって、ホントにひどい条件を誰も予期しないような発想で解決する、”怪傑黒頭巾”のような人だと、つくづく思いながら拝見してきました。


ところで、北海道の「水の教会」の雪景色が絵葉書で売っていたのですが、曲想を得るために訪れた時期に似ているというので、KAKOさんが購入したものです。


ホームページのこちらでは、KAKOさんが1993年に水の教会で演奏したコンサートの模様を、ご覧頂けます。

会場を後にしたとき、世界中で大活躍する安藤忠雄さんの原点は、”住吉の長屋”かな、と勝手に思いましたが。

2017/11/14


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