2017.07.17 Monday 17:34

ブルーレイディスク発売

この前のブログに、宇都宮のコンサートの集合写真を追加しましたので、ブルーレイディスクの件は、こちらに掲載します。

昨年9月にオーチャードホールで行われた「映像の世紀コンサート」が年末の12月にBSプレミアムで放映されましたが、何とブルーレイディスクで商品化されます。BSを見ていない方にも朗報ですし、貴重な記録映像ですね。
7月21日発売予定ですが、宇都宮の会場で先行販売されていました。こんなジャッケトです。



裏面



近日中にHP上でも詳細がアップされると思いますが、4,700円(+税)で特典映像と曲目リストなどの解説書付きです。
是非皆さまのライブラリーにお加えください。

2017/07/17
  • - -

2017.07.14 Friday 18:00

クァルテットバージョン誕生日

今日の軽井沢の庭は、アジサイの色が綺麗です。




アナベルもようやく白くなり、定点からの写真で。
今年の花はあまり大きくありません。


さて一昨日12日(水)は、栃木県総合文化センター・メインホールでの「映像の世紀コンサート」でした。
それも、初めての編成・・・加古カル+羽毛田丈史さん(シンセサイザー)と、ナレーションには元NHKのアナウンサー山根基世さん。

この顔ぶれで、歴史的映像との共演を果たしたステージ。

昨年「映像の世紀コンサート」オーケストラバージョンが反響を呼び、今年も9月2日(土)に再演されますが、そのオーケストラバージョンに対抗するような新しい形です。

チラシの裏面に
「あなたの心に様々な想いを訴えかける奇跡のコンサートが実現します!」
とありましたが、過ぎ去った歴史とそこに存在した人間とがオーバーラップする映像と演奏の、両方の大迫力に圧倒されました。クァルテットの、一人一人の奏者の姿や音の表現も感じられ、オーケストラとはひと味違った、まさに「映像の世紀コンサート〜クァルテットバージョン」誕生の日となったのです。
おめでとう!!

20年前のNHKスペシャル「映像の世紀」でナレーションを耳にした時、その穏やかな声の中に、人間の持つあらゆる感情や様々な感性が封じ込められているかのようで、本当に素晴らしい、と思ったものです。
その印象はステージで生でお聴きしても変わりません。9月2日のオーケストラバージョンでも、山根さんのナレーションです。

舞台裏の話を少ししますと、生の楽器とシンセサイザーの音のミックスというのは、技術的に難しい面もあり、KAKOさんや羽毛田さんはちょっと心配していたそうですが、今回は日本最高とも言うべき素晴らしい音響のご担当者がついていましたので、音の一体感も完璧でした。

終演後の出演者の笑顔。



左から南かおり(ヴィオラ)植木昭雄(チェロ)相川麻里子(ヴァイオリン)山根基世(ナレーション)加古隆(ピアノ)羽毛田丈史(シンセサイザー)※羽毛田さんは作・編曲家・ピアニスト・プロデューサーという顔を持っていらっしゃるのですが、今回のステージでの表記です。

2017/07/14
  • - -

2017.06.24 Saturday 21:02

花にちなんだ曲名

今日、別々の発送人から冊子が届きましたが、
それは偶然なことに、いま上映中のドキュメンタリー映画「笑う101歳×2」関連のものだったのです。
ひとつは、この映画のオフィシャルブック(キネマ旬報社)なるもの。

映画の台本や、おふたりの写真、インタビューなど詳しい内容でした。

もう一冊は明治生まれの歌人・齋藤史さんの歌集「秋天瑠璃」(不識書院)。


実は、齋藤史さん生前の写真は「笑う101歳・・」に出てきます。
80歳を超えていると思えるのに、40代の女性のようなふわっとした髪型で猫を抱いていました。

その写真に流れるKAKOさんの音楽もこの映画のメインテーマ曲でしたが、そこに彼女の歌も文字で映し出されていて、KAKOさんはこの場面をとても気に入っていたと後になって分かったのです。

4月末に岐阜サラマンカホールで録音した際、「映像の世紀 組曲」の他に3曲のボーナストラックも収録し、その1曲が「笑う101歳×2」のテーマ曲。
曲名が花にちなんだ名前になる予定、、、と以前書きました。
齋藤史さんの写真にかかった短歌1首からいただく、とKAKOさんが呟いていたからなのでした。

老いてなほ艶(えん)というべきものありや
花は始めも終りもよろし

「秋天瑠璃」が発行されたのは1993年。

8月30日に発売されるCD『QUARTET 掘 岷覗の世紀」組曲』に「花は始めも終りもよろし」という曲、あります。

2017/06/24
  • - -

2017.05.23 Tuesday 20:05

日本映画批評家大賞

「エヴェレスト〜神々の山嶺(いただき)〜」の音楽で「日本映画批評家大賞」の映画音楽賞を受賞致しました。

5月16日に授賞式があったのですがKAKOさんは都合がつかず出席できなかったので、今日、トロフィーなどが郵送されてきました。

パンフレットと受賞者リボン。


評を書いて下さった国弘よう子さんによると、サウンドトラックを引き合いに出しながら、映画の最初のほうでカトマンズの街中で流れる「ララバイ・オブ・エヴェレストー序章ー」や、危険な登頂に挑む壮大なメロディー「エヴェレストの風となれー運命ー」など、”繊細で優しくそれでいて大胆な音楽が映画に溶け込んで心地よい”のだそうです。

もし映画をご覧になっていなくとも、サントラを是非お聴きになってみてくださいね。

こちらは日本映画批評家大賞のサイトです。
http://jmcao.org/

2017/05/23
  • - -

2017.03.02 Thursday 13:18

『春と修羅』の奥底に

時折、書店からの「著者謹呈」本が届きます。
殆どは、仕事で知り合った方々が執筆されたもので、今回はテレビ番組で演出家でいらした方の、ノンフィクションでした。

KAKOさんは作曲中で直ぐには読めないので、私が先に拝見。KAKOさんと私への連名で郵送されてきたので、まあいいでしょう。

今野勉・著「宮沢賢治の真実」新潮社



あまりに感動してしまい、ちょっとひと言ご報告する次第なのです。

発行側が挟み込んだA4の紙にはこんな文が。
・・・・
賢治の作品に魅了されて半世紀ーー数多の感動作を生み出した”テレビ界のレジェンド”が出会った「異形の詩」
たった4行の背後に、誰も知らない賢治がじっと息を潜めていた・・・・

このコピー文を読まずに本を開きました。
最初の1行はこんな言葉で始まります。
「私はこれまで四人の宮沢賢治に出会っている。」

そして中学の時に出会った『貝の火』から始まり、時代を追って今野氏が4つに形容した賢治像が書かれています。

「生命の伝道者」
「農業を信じ、農業を愛し、農業に希望を託した人」
「野宿の人」
「誰にも理解できない言葉を使う人」

そして、たった4行の文語詩の、ただならぬ「異形」さの謎を解いてゆくところから、五人目の宮沢賢治が立ち現れてくるのでした。
何しろ言葉の謎が次の謎を呼び、読み進める自分も「どうなるのか、何がこの先待っているのか」と、著者の後ろから付いてゆく秘密探偵にでもなった気分です。『春と修羅』の奥底にあるものは?『銀河鉄道の夜』の「ジョバンニの切符」とは?

意外な真実が明かされていって、著者の足掛け6年の締めくくり、400頁の最後の章では瞼が濡れました。


さて、KAKOさんが1988年に発表したCD「KENJI」は、最近のファンの方はご存じないかも知れませんが、まさしく宮沢賢治がテーマです。


賢治の短歌、詩、童話から野沢那智さんが選び出した言葉と朗読、KAKOさんの音楽とが響き合うというCDでした。
これをステージで表現した際には、「賢治から聴こえる音楽」とタイトルがつき、ピアノとチェロとで『永訣の朝』も奏でられました。もちろん初演当時の朗読は、今は故人の野沢那智さんでしたが、その後は、花巻で劇団も主宰されている方に飛んできていただいたり、、、。当時、ステージを収録したビデオも発売されたのです。(今ではビデオを再生できる機器を持っていない人が殆どですね)

KAKOさんは昨年の暮れ、久しぶりに再演したいようなことをつぶやいていましたので、偶然性も感じる謹呈本でした。
私は「KENJI」のどの曲も好きですが、特にエピローグの「注文の多い料理店の序」に流れる曲と詩を、懐かしさを伴いながら思い出します。

2017/03/02
  • - -

2017.02.25 Saturday 17:58

再演と初演と

本日、情報公開されました!

昨年、大・大・大反響を呼んだ「映像の世紀コンサート」の再演が決定したのです。
オーケストラとナレーターは変わりますが、東京で同じ会場、同じ月、素晴らしかった指揮者も同じです。

9/2(土)13:00/17:00 映像の世紀コンサート Bunkamuraオーチャードホール
http://www.ints.co.jp/nhk-special2017/index-tokyo.htm

そればかりではありません。
なんと、「映像の世紀コンサート」の加古隆クァルテット・バージョンが、今年は新登場!!するのですぞ。
この初演は栃木県宇都宮市。
シンセサイザーの羽毛田丈史さんの参加というニュースも素敵ですし、オーケストラとはひと味違う「映像の世紀コンサート」が実現します。クァルテットびいきの私もワクワク。

7/12(土)19:00 映像の世紀コンサート 栃木県総合文化センター
http://www.ints.co.jp/nhk-special2017/index-tochigi.htm

KAKOさんは、クァルテットバージョンの為に曲を一つ一つチェックして、映像との絡みで数秒の単位でアレンジの変更を施すため、今から閉じこもりの毎日を送っています。

2017/02/25
  • - -

2017.02.22 Wednesday 17:12

必見のテレビ放送

待ってました!

●辻井伸行、レ・フレール、加古隆の「THE PIANIST! 2016」が放映決定!

昨年7月、東京オーチャードホールで開催された「THE PIANIST!」が、
下記日程で放送されることが決まりました。

3月3日(金)22:00〜23:25 BSフジ

辻井伸行、レ・フレール、加古隆の3者によるステージは2013年に始まり、昨年はその3回目。
加古隆のコーナーでは、ピアノソロだけではなく「加古隆クァルテット」での演奏も繰り広げられました。

ステージの雰囲気です。



どうぞ録画準備をなさって、お楽しみください!!

2017/02/22
  • - -

2017.01.28 Saturday 16:33

2月(如月)に向かって

冬の定点観測さんから先日届いた、今どきの軽井沢はこんな感じ。



このお庭に隣人のかたが取り付けてくださったという餌台の周りには、小鳥が来ています。

さて、今月は奈良県と兵庫県のコンサートがありましたが、昨年からプログラムに組んでいた第2部の、クァルテットで演奏された「映像の世紀」「新・映像の世紀」の組曲は、ここでひと休み、です。
前回のブログに書いたのですが、個人的にも大好きな組曲なので残念に思い始めていたところ、何と、同じ内容でアルバム(CD)化されることになりました。
録音は4月後半です。
と言うことは、おそらく年内に発売でしょう。

21日(土)の伊丹・アイフォニックでのリハーサル風景。



KAKOさんが鍵盤に指を置いて調弦の場面ですが、ホールの客席側も少し写っています。
椅子を見ただけで、「サロン音楽ホール」のような雰囲気ですね。



そうなのです!
約500席はかなりの急勾配で客席とステージはとても近く、音もクリアに響きわたり、奏者にもお客様にも素晴らしい空間となっています。
ステージの奥がカーブになっているところも、優しく親しみが持てました。

ふと天井を見上げて、あまりに可愛らしいので、パチリ!
お花のかたちのシャンデリア。



関西在住の旧知の作家がいらしていたとのことで、KAKOさんに届いた感想にこんなひと言が書かれていたそうです。
「以前にも増して思索の純度が増した・・・音楽でしか現せない黙示の深まり・・・」
さすがに、文学者の言葉ですね。
アンコールの「黄昏のワルツ」で、魂がどこかに連れ去られたようで立ち上がれなかった・・・とも。

しばらくコンサートの予定はないのですが、来月からは夏以降の企画に合わせて準備が始まります。

2017/01/28

  • - -

2017.01.15 Sunday 21:44

耳を澄ませば

今日は奈良県橿原文化会館で、2017年初のコンサートでした。
朝9時台に雪が舞う京都から近鉄で橿原に向かうのですが、前日からの大雪で近郊の電車はかなり遅れている様子。心配なので早めの電車に乗車変更して出掛けましたが、大和西大寺駅辺りから積雪は殆どありません。拍子抜けした感じ。
でも会場にいらっしゃるお客様にとっては、晴れていて良かったです。

クァルテットの「組曲 新・映像の世紀」が第2部に組まれたプログラム。4人がステージに登場すると客席に期待感が漂い、拍手の場面ごとに盛り上がってきます。いつ見ても美しい佇まいで凛々しい4人!
昨年のツアーと同じ曲目ですし、私は何度も現場で体験してきているのに、これが毎回ワクワクして聴き惚れるんです。

20年前にNHKで放送され様々な編成や曲順でコンサートに組み込んできた「映像の世紀」ですが、 「パリは燃えているか」を軸に、3パート構成にしたこのクァルテットバージョンは個人的にかなり好きです。「神のパッサカリア」や「愛と憎しみの果てに」などの新しい曲の存在感もやはり効を奏しているのではないかと、改めて今日も思いました。

さて、橿原文化会館にはだいぶ昔来ているはず。煉瓦色の建物に記憶がありました。会館のスタッフのかたに調べて頂いたら、何と24年前の1993年とのこと。当時の年間事業パンフレットのモノクロコピーをくださったので、ここに掲載します。



中央に小さくKAKOさんの演奏写真が有りますが、90年代によく使用した写真で、懐かしかったです。アトリエに戻り93年の資料を調べれば、チラシが出てくるかも知れません。

ところで、この会館のご担当者さんがリハーサル中のKAKOさんへご挨拶したいということでお待ちしていたら、両隣に二人の男性が付き添った形で現れました。どうも杖を持っているようだし、視線が正面を向いていらっしゃらないのでどうしたのかと思っていましたら。
何と、この人は全盲だったのです。
(その事に気付かず、私は名刺を渡そうとしても受け取ってもらえず焦ったりして…)
目は見えないけれど、ずっとKAKOさんの音楽のファンでもあって、いつかコンサートを実現したいと考えていらしたとか。
県の職員だと思うのですが、ご本人も採用する側も素晴らしいですね。
その事に感激して帰路につきました。

続いて、21日(土)は伊丹アイフォニックのコンサートです。

2017/01/15
  • - -

2016.09.12 Monday 11:59

笑う101歳

8月中KAKOさんがずっと作曲していたドキュメンタリー映画「笑う101歳×2」の音楽録音が、今月上旬に終わりました。

映画の主人公は、101歳になられるジャーナリストのお二人、「笹本恒子」さんと「むのたけじ」さん。
映画の公式サイトはこちら↓ですが、まだ多くの情報がアップされていないようです。
http://www.warau101.com/

こういうニュースも出ています。映画の公開は来年です。
http://eiga.com/news/20160717/2/


録音スタジオで指揮をしているKAKOさん。
また素敵な曲が生まれました。


河邑厚徳〈かわむらあつのり〉監督(左から二人目)やプロデューサーの皆さんと撮影。


「むのたけじ」さんは今年8月に残念ながらお亡くなりになりましたので、そういう意味でも貴重な映画になりそうです。
来月の東京国際映画祭で上映される予定とのこと。また詳細が分かれば、お知らせ致します。

さて、大きな企画のコンサートも、音楽録音の仕事も無事に終わりましたので、ようやく遅い夏休みを取ることができます。アトリエ通信も10月上旬までお休みに入りますので、次回はすっかり秋の季節ですね。

2016/09/12
  • - -

<<new | 1 / 11pages | old>>
 
CALENDAR
NEW ENTRY
ARCHIVES
CATEGORY
PROFILE
MOBILE
LINK